東照宮の眠りねこの彫刻はとても有名だね。墓所がある奥社の参道入り口門に彫られたこのねこは「ぶちねこ」って言って日本ねこの特徴的な柄を持ったねこなんだ。眠っているように見えても、ご主人の徳川家康公を守っているんだって。
東照宮の眠りねことわたし。
ねっ!見て見て。わたし「センム」と眠りねこは「ぶちねこ」同士なんだよ。雰囲気がそっくりでしょ。
眠りねこは、かの有名な左甚五郎の作なんだよ。
入り口門の裏側
眠りねこが牡丹(ぼたん)の花の下で眠っている彫刻の裏側には、2羽の雀が竹林で遊んでいる彫刻があるから見てほしい。
表では、雀の天敵のねこが居るけど裏側では安心して二羽の雀が飛び回っている。これは、ねこと雀が共存しているという平和の願いが込められているんだって。
また、眠りねこって言うけど、良く見ると薄目を開けているんだよ。常に耳を澄ましていつも主人を守護しているという姿なんだって。確かにいつでも飛び出せるように前足は踏ん張っているね。
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