みんな知ってる⁈ 「オノマトペ」って言うのがあるでしょ!
「オノマトペ」って面白いね。オノマトペには「擬音語」「擬声語」「擬態語」といった3種類があるんだ。
人や動物たちが発する声で雀がチュンチュン、人が騒いでワアワア、と表現するのが「擬声語オノマトペ」って言うんだ。
それに、事物や事象の音を風がビュービュー、雨がザーザーって表現するのが「擬音語オノマトペ」なんだ。
そして、事物の状態や、身ぶり・行動などの様子を音にして、星がキラキラ、胸がドキドキ、あちこちキョロキョロするって表現するのが「擬態語オノマトペ」って言うんだ。
世界一⁉
「オノマトペ」の数は世界一多い言語はどこだと思う?
日本語なんだ。
日本語にはもともと外国語に比べて動詞が少ないので、動詞で表す内容をもっと詳しく伝えようとして「オノマトペ」が多くなっているんだってよ。
英語は150種 日本語は4000~5000種
英語の「オノマトペ」の数は約150種類に対して日本語の「オノマトペ」は、約4,000〜5,000語だって言うんだからすごいね。
雰囲気を表現する「オノマトペ」
日本語に「オノマトペ」が多いのは、日本人が生活の中で微妙な違いを言い表すときに感性豊かに表現することが多いからかもね。
例えば、星がキラキラ、音がない静寂さをシーンと言ったり、雪が音もなく降り積もることをシンシンと表現したり、月が夜道をコウコウと照らしているなんてね。
日本人の感性の豊かさが創り上げた
でも、これらの日本語独特の「オノマトペ」の表現方法は、海外の人にはなかなか理解されないんだって。
日本人の感性の豊かさが創り上げた独特の文化なんだね。
俺が探したオノマトペ
俺が探した「オノマトペ」を言うね。みんなも普段使っている言葉の中から「オノマトペ」を探してみると面白いよ。
あ行
のどが「イガイガ」、はずかしくて「いじいじ」、なかなか来ないので「イライラ」、明日はデートだ「ウキウキ」、眠くて「ウトウト」、涙で「ウルウル」道に迷って「ウロウロ」、外人に話しかけられて「オドオド」、肉球で「オシオシ」。
か行
カラスが「カーカー」、強風で窓が「ガタガタ」、美味しい「カリコリ」、みんな集まって「ガヤガヤ」、頭が痛くて「ガンガン」、夜空の星が「キラキラ」、車の中が「ギュウギュウ」、あちこち「キョロキョロ」、ほんとに疲れて「クタクタ」、いつまでも「クドクド」、お鍋が「コトコト」、お風呂で「ゴシゴシ」、石が「コロコロ」、ねこが「ゴロゴロ」
さ行
ねこが甘えて「スリスリ」、怒ったねこが「シャーシャー」、小川が「サラサラ」、雨が「シトシト」、雨が「ザーザー」、ラムネが「シュワシュワ」、肌が「スベスベ」、寒くて「ゾクゾク」、風が「ソヨソヨ」
た行
ネズミが「チョロチョロ」、ズボンが「だぼだぼ」、雀が「チュンチュン」、髪の毛が「ツヤツヤ」、頭が「ツルツル」、あの子と「デレデレ」、胸が「ドキドキ」
な行
手足を「ナメナメ」、ねこが「ニャーニャー」、コップにお水を「ナミナミ」、優しく「ナデナデ」、みんな「ニコニコ」、手が「ネバネバ」、車が「ノロノロ」
は行
ねこパンチ「ペシぺシ」、爪とぎで「バリバリ」、水たまり「バシャバシャ」、怖くて「ハラハラ」、急ぎ足で「バタバタ」、突然の雨に「ビショビショ」、グラスが「ピカピカ」、興味津々お髭を「ピクピク」、花びらが「ヒラヒラ」、ソファーが「フカフカ」、足元が「フラフラ」、しっぽを「フリフリ」、お腹が「ペコペコ」、フクロウが「ホウホウ」、美味しいお芋「ほくほく」、髪の毛「ボサボサ」
ま行
子ねこが「モコモコ」、太って「マルマル」、背中が「ムズムズ」、炎が「メラメラ」、あの子の「メロメロ」、ごはんを「モグモグ」、遅くて「モタモタ」、筋肉「モリモリ」
や行
おじいちゃんが「ヨボヨボ」、風船が「ユラユラ」、洋服が「ヨレヨレ」、足元が「ヨロヨロ」
ら行
楽しくて「ルンルン」、呼び鈴が「リンリン」
わ行
みんなで「ワイワイ」、気持ちが「ワクワク」
あ~っ!疲れた!もっとあると思うけど、今日はここまで。
コメント