ねこ毛のお手入れ
ねこちゃんは、長毛種の筆頭ペルシャねこから短毛種のスフィンクスまで、品種登録団体に登録公認されただけで約100種類、未登録も合わせると300種類以上にもなるといいます。
無毛のスフィンクスは例外として、ねこちゃんたちの毛は季節に合わせ、春には暖かい毛が抜け落ちて密度の少ない毛に生え替わり、秋には防寒性のある毛が生えてくるという換毛期があります。温度調節と皮膚の健康維持のためで大切なことです。
でも、ねこちゃんの換毛期には古い毛が大量に抜けて、どんなにブラッシングしても掃除をしても次から次へ抜け落ちる毛の処理を面倒と感じることってありますよね。
でも、ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、猫のストレス解消や飼い主とのスキンシップ効果などさまざまな効果があるんだそうですよ
。また、こまめにブラッシングをしてあげることで、毛玉を吐き出すのを少なくすることもできるといいますから、愛情をもってさあ!ブラッシングスキンシップ!
ブラッシング(グルーミング)
ねこの毛が抜け替わる離毛期前にブラッシングして毛を減らしましょう。短毛種はラバーブラシ、長毛種はスリッカーブラシ(ピンがくの字になったブラシ)やピンブラシ(ピンの大きさが太くやわらかいブラシ)で首の後ろからお尻へ向かってブラッシング。
顔周りやお腹はコーム(くし)で優しくとかしてください。毛玉ができやすい耳の後ろや、わき、あし・しっぽのつけ根などは丁寧にブラッシングしましょう。
長毛種は毎日1~2回、短毛種は週に3~4回程度が必要です。短毛種でも抜け毛がひどい場合は毎日ブラッシングしてください。ブラッシングは猫の負担にならないように1回3~5分程度がいいでしょう。
なお、ブラシと掃除機が一体化していて吸引しながらブラッシングやカットが可能な便利グッズもあります。取った毛が自動でダストタンクに吸引され、ブラッシングで部屋中に細かな被毛が飛び散る心配もない優れモノだそうです。ご興味のある方は見てください。
詳しくは下の写真をクリックしてください。
ブラッシングの効果
ねこは、毛づくろいの過程で出てきた抜け毛を飲みこんでも通常は便として排出しますが、換毛期などで抜け毛の量が多いと毛玉として吐くことがあります。ねこは吐くことで毛玉を体内から出しているのでそれ自体は問題ありません。
ただ、ブラッシングを怠って抜け毛が固まった毛玉を放置しておくと、毛玉が皮膚を引っ張り皮膚炎の原因になったり、抜け毛を多く飲み込んで毛球症や胃炎、食道炎、アレルギーなどになる可能性もあります。換毛期に限らずこまめにブラッシングをして体表の抜け毛を取り除いてあげてください。
衣類につきにくくなる洗剤
カーペットやマット、ソファなどについたねこの毛は、こまめなお掃除で取り除けますが、衣服などにこびりついた毛を取り除くのは大変。手間取った経験は誰しもあると思います。
私も結構苦労していました。洗濯したはずの衣類に付いたねこちゃんの毛を見つけたとき、特にお出かけ前の忙しいさなかに見つけた時の情けなさったらないですね。
衣類に付いたねこちゃんの抜け毛を離毛したり、抜け毛が衣類に付きにくくする洗濯洗剤があるって知ってましたか?
わたしも、実際に試してみて気に入ったお勧めです。一度使ってみてください。
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