日光東照宮の「三猿」は「眠りねこ」と同じくらい有名な彫刻なんだ。三猿の彫刻は東照宮の本殿に入る手前にある神厩舎の正面梁にあって、三匹の猿が両手でそれぞれの目、口、耳 を隠した姿でいるんだ。これは「見ざる、言わざる、聞かざる」という3つの叡智を表しているんだって。
我が家の見ニャン!言わニャン!聞かニャン!
我が家の「こんにゃく君」に見ニャン、言わニャン、聞かニャンをやってもらいました。若干不満そうな表情だけどね。
三猿の彫刻は「眠りねこ」の彫刻と同様国宝に指定されているんだ。作者は、江戸を代表する彫刻師で左甚五郎という彫師だってさ。
なんで左甚五郎って言うんだろうと思ったら、名前の由来がいくつかあって「もともと左利きだった」とか「才能を逆恨みされて左腕を切り落とされたから」などだけど、実際は父親の名前が伊丹左近厨正利という官位にあった人で、その名前からとったようだ。
四国の高松にある「地蔵寺」の左甚五郎の墓所があるけど、その墓には「伊丹甚五郎利勝」と彫られているから納得だね。四国へ行ったら訪ねてみてね。
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