歌川国芳も、竹久夢二もねこ大好き

ねこ豆知識

徳川幕府の太平の世が長く続くことでねこブームが到来、武家だけでなく庶民もこぞってねこを飼っていたようだよ。とっても可愛がられていたんだ。

浮世絵師の歌川国芳も大のねこ好き

江戸時代末期に活躍した浮世絵師の歌川国芳も、ねこにまつわる浮世絵を数多く残したことで知られているけど、かなりの愛猫家であったことでも知られる存在なんだって。

国芳は数匹から十数匹のねこを飼い、死んだねこのためには仏壇を用意し、位牌も作って供養していたと言います。また、ねこを題材にした浮世絵も数多く残してくれたんだ。

竹久夢二もねこ好き

明治期になるとさらに多くのねこの画が描かれるようになったんだ。みんなも知っていると思うけど竹久夢二もねこ大好きで、挿絵や作品にねこを配してたくさん発表しているね、美人画にはねこも描かれ、妖艶な美人画に趣を添えている。黒ねこを抱いて船箪笥にすわる女性を描いた黒船屋も有名だね。

日本ねことして品種に認定

日本ねこは、一般的に人当たりが良く穏やかな性格のねこ種で、洋ねこには見られない特徴としては短く丸まったしっぽなんだ。短いしっぽは日本ねこ独特なもので、短めの尻尾をもつねこは世界的にも珍しかったらしい。明治期に尻尾の短いものを日本ねこの定型として海外に発信したんだ。それで海外での関心が高まった。

日本ではお馴染みのねこ種だけど品種認定されたのはつい最近なんだ。 1960年代に、尻尾の短い日本ねこを原種として、アメリカで改良されのがジャパニーズボブテイルという品種で1976年に認定されたんだ。

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