ワシのねこ人生80年を振り返ると、悲しいこと、苦しいこと、辛いことがほとんどだった。でも、そんなときに自分を奮い立たせる先人の言葉に出会って前向きになれたし、励みにもなった。だからワシを奮い立たせてくれた言葉を君へのエールとして贈るよ。
もしも今、君が悲しい、苦しい、辛いと感じているなら自分に向かって叫んでくれ!
反省はしろ!後悔はするな。
その瞬間から次の物語のスタートだ
仮に自分が何か大きな失敗をしたとしても、失敗したその瞬間から次の物語のスタートだと思え。いつまでも失敗を抱えていたら、そこに止まっているようなものだ。失敗を反省したとしても後悔はするな。次への行動を開始しよう。
手塚治虫
1928年11月3日大阪府生まれの漫画家。漫画の概念を変え、新しい表現方法でストーリー性のある漫画を確立し、漫画を芸術の域に昇華させ世界的にも大きな評価を得ている。主な作品には火の鳥(シリーズ)、ブラック・ジャック、鉄腕アトム、ブッダ、アドルフに告ぐ、奇子、どろろ、などがあり、作品数は700タイトルにも及ぶ。
くじけるな!さあスタートを切れ!
過去を捨てて再スタートを切れば良い
失敗した過去にとらわれ過ぎて何もできない人がいる。それではだめだ。過去の過ちをしっかり受け止め過去ばかり振り向かず、未来を見据えて改めてスタートを切ればい。
スティーブ・ジョブズ
1955年2月24日アメリカカリフォルニア州生まれ。Appleを創業した企業家であり実業家。そして工業デザイナーでもある。「AppleⅡ」パーソナルコンピュータの発売でパソコンという概念を市場に普及させた。一度、全ての業務から解任されて閑職へと追いやられたが、その後復職しipod、iTunes.iTunes Storedeなどのデジタル家電や配信事業で音楽界に大変革をもたらし、iphone、ipadの発売で大成功をおさめ、2012年には時価総額世界一を成し遂げた実業家である。
芸術も人生も爆発だ!
いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ
なにか新しいことに挑戦するときは、誰だって怖いものだ。でも、不安や怖れに向かっていかなければ何も変わらないだろう。立ち向かい飛び込むからこそ発見や成長があるんだ。自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。
岡本太郎
1911年2月26日神奈川県川崎市に生まれる。日本を代表する前衛芸術家。父は漫画家の岡本一平、母は歌人で小説家の岡本かの子。父方の祖父は書家の岡本可亭で北大路魯山人の師匠であった。1930年東京美術学校を休学し18歳から約10年間をパリで過ごす。戦後、前衛芸術について論じ合う会を結成。埴谷雄高、安部公房らが参加した。第五福竜丸の被爆に影響を受け巨大壁画『明日の神話』を制作。1970年には大阪で万国博覧会の『太陽の塔』を制作した。
必ずゴールはあるぜよ」!
人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある
道は一つしかないと思い込んでいると、その道が絶たれたとき絶望してしまう。でも、今は見えていなくても道は百も千もあるはずだ。これしかないと決めてしまうのではなく、いろんな角度から叶える道を考えれば、必ずゴールにたどり着くことができる。
坂本龍馬
1835年11月15日高知県(土佐藩)の郷士の家に生まれる。18歳で江戸の北辰一刀流の千葉道場へ入門。27歳で土佐勤王党に加盟するも28歳で脱藩した。その後軍艦奉行勝海舟の弟子となった。さらに亀山社中(海援隊)を運営したり、薩長同盟を成功させたり、船中八策で大政奉還を提案したりと八面六臂の活躍で明治維新のきっかけを作った立役者だったが33歳の誕生日に暗殺されてしまった。暗殺の実行犯は見廻組説が有力であるが、黒幕は幕府説、薩摩藩説、土佐藩説、紀州藩説など未だに謎である。
自分のための喜びを見つけて!
悪いことに立ち向かえれば成長でき、人生を好転できる
人生には、悪いことも良いことも同じようにやってくる。良いことが起これば、次に悪いことが起こる。悪いことが起これは次には必ずいいことが起こる。どちらかが永遠に続くことはない。悪いこと、困難なことに立ち向かえば人は成長し、人生を好転できる。 だから何でもいいから、自分のために喜びを見つけなさい。
瀬戸内寂聴
1922年5月15日徳島県に生まれる。小説家で天台宗の尼僧でもある。東京女子大学在学中の21歳で結婚し女の子を出産。25歳の時に夫の教え子と不倫の末1948年家族を捨て京都にて小説家を目指す。1963年「夏の終わり」で女流文学賞受賞。その後数々の文学賞を受賞。1973年に得度し法名寂聴となる。1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞を受賞した。その他数々の賞を得る。「源氏物語」の現代語訳でもその名を知られている。京 都・寂庵(嵯峨野)などで定期的に青空説法を行なっていたが、2021年11月9日その生涯を閉じた。
焦らず諦めず時を待て!
悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る
自分の目標や志を果たしたいのであれば、時が来るのを待つことだ。うまくいかないからと言って諦めてしまわずに、希望を持ちそのチャンスを辛抱強く待つべきだ。事を成す人は焦らず諦めず必ず時の来るのを待って行動を起こす。
松下幸之助
1894年和歌山県に生まれる。実業家、発明家、著述家でもある。幸之助は尋常小学校を4年で中退し9歳で丁稚奉公に出される。16歳で大阪電灯(現:関西電力)に入社した。7年間勤務した後依願退職し、自ら開発した電球ソケットの製造販売に着手。苦労の末松下電気器具製作所を創業。松下電器産業(現パナソニックホールディングス)を一代で世界に冠たる松下グループ築き上げた。その偉業を成し遂げた松下幸之助は、人と企業を育てる経営の神様として今も多くの信奉者がいる。
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